こんばんは!
サロン店長の上野です!
以前、シャンプーの選び方について記事を書かせていただきましたが
今回は
『ワンちゃんの健康の為のフードの選び方』について
書かせていただこうと思います。
全てを一度に書くとかなり長くなりますので
何部かに分けて書かせていただこうと思っております。
では早速、
日頃から飼い主様はワンちゃんの事を考え、選んで買ったゴハンをあげておられると思います。
中にはアレルギーを持っている子や皮膚病の子、病気の子もいるでしょうし、
子犬、成犬、老犬によってもフードを変えないといけないのはご存知かと思います。
「大切な家族、愛犬のために選んであげたフードは本当に正解でしょうか?」
それは何を基準に選ばれましたでしょうか?
残念ながら、プロのトリマーでさえ詳しく知らない人も多いので
飼い主様だとさらに選ぶ基準がわからないと思います。
僕も数年前まではフードに関してはプロなのにほとんど知識がなく、
一昨年に愛犬が腎不全で倒れてしまい、愛犬の命のために必死でフードについて勉強するまでは
全くわかりませんでした。
まず第一にお伝えしたいことは
「身体を作っているのは毎日の食事です!」
そして身体を作っているフードを正しく選んであげることで
アレルギーによる痒み、皮膚の炎症、目ヤニや涙やけなどは改善できます。
もちろん正しく栄養をとることで病気になりにくい身体を作ることもできますので
是非参考にして頂いたいと思います。
では、一般的に飼い主様はどのようにフードを選んでおられますでしょうか?
よくあるのが、
- 価格(安い、高いでの判断)
- ブランド(TVでのCMや知名度)
- ネットでの口コミ
- ペットショップ店員さんのオススメ
- 獣医さんのオススメ
- 年齢別(パピー用、シニア用など)
- 犬種別(チワワ用、プードル用など)
- 病気別(腎臓ケア、結石疾患用など)
- 食いつきが良かったもの
- ではないでしょうか?
一度、今までの選び方を見返していただきたいと思います。
僕のフードの選び方の基準としては、
- アレルゲンの排除
- 原材料の安全性
- 添加物の安全性
- その子に合った栄養バランス
に沿ってご提案させていただいております。
「原材料の安全性」、「添加物の安全性」とありますが
この「安全性」についてお話いたします。
そもそもペットフードは日本の法律的にどういう扱いなのでしょうか?
日本の食べ物に関する法律の規制が厳しいものから順番に
- 人の食品に関する法律(食品衛生法、食品安全基本法)
- 家畜(人が口にする動物の飼料に関する法律(飼育安全法)
- 犬猫のフードに関する法律(ペットフード安全法)
- 犬猫以外のペットフードに関する法律(規制なし)
なんと私たちの家族である犬猫のためのフードは
家畜(人間が口にする動物)が食べるモノよりも規制がゆるいんです!
ちなみにこれは「日本の法律」なので
海外にはそれぞれの国のフードの規制があります。
どこの国がどうとか、どこの国に比べて日本はどうか?
と言う話をするととても長くなるので省きますが
先進国である日本としてはこのペットフードに対する規制は
「遅れている」と言えるでしょう。
先ほど『ペットフード安全法』というのが出てきましたが、
ご存知ない飼い主さんもいらっしゃると思いますので
ペットフード安全法に関しては次回お話させて頂こうと思います。
次回のブログでは
ワンちゃんの健康の為のフードの選び方 【PART2】
ペットフード安全法は本当にペットを守ってくれてる?
人間とペットの添加物は規制する方法が全く違う!
についてお話させていただこうと思います!
最後までご購読いただき本当にありがとうございます!